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3000系電車細評

▲3001編成(3001+3011+3021+3031+3041+3051)
3000系電車

昭和43年に運転を開始した通勤電車。
2001年に第3編成が事故廃車となった以外は全車両が現存している。

■導入の経緯
手元に残っている資料が乏しいので開発段階の経緯などは記すことが出来ないが、当時使用していた車両の老朽化が乏しいことや昭和31年ごろより始まった車両大型化を完了させたかった経営陣の思惑で開発されたものであろう。

■車両について
鋼鉄製の20m車体にカルダン駆動、両開きの扉を採用した最初の車両である。中間電動車ユニット2組を制御車で挟んだ6連とし、一方のユニットが故障した場合にはもう片方のユニットのみで自走が行えるように仕込んであった。尚、1組を外して4両編成にできたことから、一時期は4両編成として千歳線内の運用は2編成併結運用もあった。

■運用面
運行開始時より各駅停車での運用が主力であり、特に千歳線の乗客には飽きられるくらいの身近な車両でもあった。当初は4両編成で就役させ、ラッシュ時などにあわせて分割及び併合を繰り返して運用されたが、乗客の増加などから6両編成へ増結を行って編成を固定化。これによって分割併合の運用はなくなった。


編成表
←阪東橋                 千歳船橋・八幡山→
1号車
(Tc)1000
2号車
(M2)1020
3号車
(M1)1040
2号車
(M2)1020
3号車
(M1)1040
4号車
(Tc)1061
車両性能
種別直流通勤型電車車両
車体寸法(mm)20,000 ×2,800 ×4,000
最高速度120km(営業上は110kmが最高速度)
電気方式直流1500V
保安装置ATS(自動列車停止装置)
制御方式界磁チョッパ制御方式
ブレーキ方式回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
その他設備座席:一部ロングシート
行き先表示:幕式
営業開始昭和43年5月12日
車両形式等
編成番号編成
3001F3001+3011+3021+3031+3041+3051
3002F3002+3012+3022+3032+3042+3052
3003F(廃車)3003+3013+3023+3033+3043+3053
3004F3004+3014+3024+3034+3044+3054
3005F3005+3015+3025+3035+3045+3055
3006F3006+3016+3026+3036+3046+3056
3007F3007+3017+3027+3037+3047+3057
3008F3008+3018+3028+3038+3048+3058
3009F3009+3019+3029+3039+3049+3059
3100F3100+3110+3120+3130+3140+3150
□昭和43年〜昭和46年
3001F〜3007F:3000+3010+3020+3050

□昭和48年〜昭和51年
3001F〜3007F:3030+3040
3008F〜3100F:3000+3010+3020+3030+3040+3050
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